カナダ親子留学海外レポート「学期末から夏休み、学期始まり」

生活

 エドモントンは晴れたり雨が降ったり忙しい気候ですが、晴れると暑くなってきました。日焼け止めやサングラスが必須です。日照時間が長いので、気温は夜になってもさほど変化はありません。スーパーは季節の変化を感じます。ブルーベリーやネクタリン、プラムが並び、季節も変わっているんだなあと感じます。

 週末は必ずどこかで夏のイベントが行われます。外に遊びに行く人が増えていて、公園やキャンプ場、人が集まる場所は賑わいを見せています。コロナ明けの夏、ということで旅行に出かける人も多いと聞きました。

 

学校

 学校は学期末。もう皆さん夏休みということで、すでに休んでいる子もいたり、小学校はピザパーティ、スプラッシュパークへのバス旅行など、勉強そっちのけでイベントが多いです。パジャマデイというパジャマを着てお菓子を食べながら映画を見る、という日本では考えられない1日があったり、本当に毎日驚かされます。

 学期末後の学校は一気に静かになります。

 我が家はサマーキャンプに申し込んでみました。JPBSCさんに予約代行してもらいました。コロナ明けの夏休みということもあり、3月からキャンプの募集は始まっており、4月到着の我々には出遅れた感がありましたが、定員に達していてもWaiting listに載せていただきました。手続きが楽になり助かりました。5月の時点で定員オーバーだった人気の市営動物園のキャンプは2人とも空きが出て参加できることになりました!

 動物のキャンプはお弁当を持って9時から4時まで動物園でその生態を学びます。ゲームなどのアクティビティをしながら楽しく学べるとあって、子供たちは楽しそうに参加していました。キャンプのスタッフに事前に言語の相談をしておいたら、日本語の手作りカードを作ってくださっていました。サポートの手厚さに感激しました。

 1週間単位で様々なキャンプが催されます。昨今のSTEM教育に倣い、アルバータ大学の科学キャンプにも参加しました。驚いたのは、小学4年の息子が模型でベンゼン環を作ってきたことです。化学式は中学校で学ぶと思い込んでいましたが、色々な科学に触れる機会を作っているんだなと思いました。さらに中学生の娘は肺の陰圧構造を模型で作ってきました。これも驚きです。他にもおむつのポリマーで水やりが週に1度でよい植木鉢を作ったり、科学に浸った1週間でした。

 キャンプのない週もありましたが、博物館へ行ったり、イベントに参加したり、のんびりしたり、日本では宿題に追われる毎日でしたが、そこから解放された夏でした。絵の具やピアニカ、習字道具、上履きを洗ったり、朝顔がいくつ咲いたか数えたり、夏休みの実験や工作、読書感想文、ラジオ体操、学校が決めた毎日のお手伝い、新聞づくりなど宿題の山から解き放たれ、「自由な時間を何に使う?」とカナダから問われたようでした。何もないと子供たちは「なにをすべきか」を考えるようで、タイムスケジュールを自主的に作り、オンオフを区別するようになりました。娘は将来について深く考えたようで、夏休みの時間は娘とそれについて話し合いました。時間があるからこそ考えたり、話し合ったりする余裕があるのかなと思います。

 

新学期

 9月1日から切り替えたように新学期が始まります。学校からは新しい担任の先生や、時間割などがオンライン上で確認でき、1週間前から徐々に準備が始まります。我が家は新学期の文具は一括で注文したので、新学期準備はほぼ何もせずでした。文具は学校に置きっぱなしなので、お弁当を準備するだけ。新学期の日本は様々な書類にサインしたり…でしたがこちらは今のところ一切なし。生徒の情報が変更した場合のみ担任の先生と事務の方にメールで連絡すればよく、これも負担が少ないことだなあと思いました。

 9月になると急に秋の景色になり、いよいよ長い冬が来るんだなあと思います。スーパーのディスプレイは8月末からハロウィン!その力の入れようは日本では考えられない豊富さ。アップルパイやパンプキンパイなども並び、夏とは違う華やかさです。

 また秋から冬のレポートでお伝えできればと思います。

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