カナダ親子留学体験談「保護者主体」

現在ブリティッシュコロンビア州の大学院で学んでいるお母さんにインタビューをしました。小学生のお子様二人を連れての親子留学です。お子様とご自身は9月から学校に通われる予定でしたので、新学期が始まる約2週間程前に渡航されました。既に住居は決まっていたので、お子様の学校申請のみ現地で手続きをしました。

 

まゆみ:ご自身が大学院で勉強され、お子様達の面倒を一人でみるのはとても大変だと思います。日々の生活についてお聞かせください。

お母さん:子どもが学校にいる間に課題をやったり、アルバイトをしています。試験期間になるとさすがに回らないので、土日や夜を使って追い込みますが、その間はゲームやYouTubeが子どものおもりをしてくれている感じです。車をシェアできるMODOとEVOのメンバーなったので、週末は車で遠出したり買い物したりします。

 

まゆみ:普段はご自身の勉強で精一杯という方が多いですが、アルバイトもされているのですね。凄いです。YouTubeが子どものおもりですか?(笑)いいですね。車のシェアは便利ですね。必要な時だけ気軽にレンタルできるので、カーシェアリングを利用しているお母さんは、他にも何人かいらっしゃいます。さて、次の質問です。お子様達が冬休みや春休みの間は、どのように過ごされていますか?

お母さん:春休みや夏休みは正直大変ですね。なるべくキャンプに行かせますが、高くつくのできょうだい2人で自宅か自宅付近で遊ばせています。夏には学校で無料のキャンプもやってくれるようです。日本の学童のようなものです。

 

まゆみ:コミュニティーセンター等が開講しているプログラムですと、現地の子供達と同じ金額で申請できますね。2週間ずっとキャンプですとお子様お二人分ですから、確かに金額も高くなりますね。上のお子様がもう13歳ですから、きょうだい二人で数時間家で過ごすことも問題ないようですね。お子様を連れての留学は、大変な事も沢山あると思います。留学中に苦労したことやお子様達の学校について感じた事をお聞かせいただけますか?

 お母さん:苦労したことは、自分というより、子供の学校への順応です。やはり上の子はもう抵抗感がかなり強く、言葉の壁を感じているようです。下の子はあまり気にせず楽しんでいます。困った時は現地校の先生と積極的に面談やメールなどでやりとりすると大概助けて下さります。みんな親切です。学習形態はプレゼンやグループワーク中心で宿題もなく良し悪しがありますが、我が家は土曜日に日本人補習校に行っていたので現地と日本の学習の両方て良いバランスで学習できました。

 まゆみ:学校の先生に気軽に面談やメールでやり取りができるのは良いですね。私も子供達が小学生の時は、時々担任の先生に相談したりしていました。年に2回くらい面談がありましたが、それ以外にも、必要な時は先生に面談をお願いしたこともあります。学校の先生は皆さんとても親切で、気軽に声をかけてくれます。補習校で日本語の勉強もされているのですね。留学しているお子さん達の英語はどんどん伸びますが、留学中も日本語を学んでいるのは凄いです。

さて、最後の質問です。現在保護者主体で親子留学を検討されている方にアドバイスをお願いします。 

お母さん:アドバイスとしては、単語がわかればだいたい意味が分かるので、親御さんが毎日5単語ずつ、とか一緒に手伝ってあげられると良いかと思います。私は日本の中学生の英語の教科書を使用して、文法と単語を一応網羅しました。あとは、ついてすぐにかかりつけ医を見つけておくことですかね、、、。急な怪我や熱の時、walk-inだとほぼ見てもらえないので、大変でした。

 

まゆみ:お母さんがお子さんの英語を手伝ってあげるのは素晴らしいですね。新しい単語をコツコツ学んでいけば、語彙力を高め言葉の引き出しが増えますね。カナダの医療システムは日本とだいぶ違います。かかりつけ(ファミリードクター)のドクターを見つけることはなかなか大変です。現地の方でも最近はファミリードクターがいないという方も増えているようです。緊急の場合は、お近くの病院のエマージェンシーに行くのが良いと思います。バンクーバーであれば、子供病院の緊急が良いですね。 

本日はお忙しい中インタビューにご協力いただきまして、ありがとうございました。渡航から一年が経ち、お子様達もカナダの学校生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか?もうじき夏休みですね。9月の新学期迄2ヶ月以上ありますが、ぜひバンクーバーの夏を楽しんでください。

 

 

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