カナダの子供達の夏休みの過ごし方

夏休みはいつからいつまで?

カナダの夏休み期間は大体6月末あたりから9月第1週目あたりまでになります。長い夏休みなのに学校からの宿題は一切ありません。夏休み前に学年が終了するので子供たちは学校から解放されて本当にのびのびと夏休みを過ごします。 

夏休みを利用して海外や国内旅行に行くというのも定番です。我が家は今年6週間日本へ帰国しました。6週間という長い期間旅行に出かけられるのも夏休みならではです。また湖やプールで泳いだりキャンプに出かけたり友達とプレイデートをしたりピクニックに出かけることも多いです。 しかし、二ヶ月ちょっと遊んでばかりも難しいですね。とくに共働きのご家庭などは夏休み12歳以下の子供達を留守番させて仕事に行くことはできません。

 

夏休みに開催されるサマーキャンプとは?

サマーキャンプはいろいろな場所で開催されています。ここでいうサマーキャンプとはテントを張っての野外キャンプではなく夏休みに行われる特別教室のような活動です。市のコミュニティセンターや(日本でいうと公民館のようなもの?)スポーツクラブ、教会などが主催しています。

キャンプのタイプには、Day Camp (一日中預けるタイプ)やHalf Day Camp (午前中もしくは午後など半日だけのもの) があります。またキャンプによってはビフォースクールやアフタースクールケアなども設置されているものもあり共働きのご家庭はとても助かるのではと思います。

 キャンプにもいろいろな種類がある

朝から夕方まで預かってくれる学童のようなチャイルドケアのタイプのものからサッカーやバスケットボール、バドミントンなど夏休みに集中してスポーツのスキルアップをするためのもの、絵画やダンスなどアート系のスキルを磨くものもあります。スポーツキャンプやアートキャンプは一日2、3時間のクラスのものがほとんどです。期間は1週間ずつ申し込むものや1日だけでも申し込むことができるものもあります。

 このように申し込もうと思うといろいろなキャンプが開催されているのですが決して安くはありません。以前息子のバスケットボールキャンプは9時から15時までで1週間300ドルほどかかりました。我が家では二ヶ月全てキャンプに行くとなるとかなりの出費になるので期間を決めていくようにしています。

 7月に開催される学区主催のサマースクールとは? 

約3週間ありこちらは無料です。(留学生は有料)午前中か午後(どちらも2時間)のコースがあり枠があれば選択して入ることができます。コースには理科と算数のクラスや ライティングクラス ELLクラスやフランス語のクラスなどがあります。昨年うちの子供たちは算数と理科のクラスを取りました。算数ゲームや実験などがあり楽しかったようです。ただ、人気のあるサマーキャンプやサマーラーニングは希望者が多くすぐにいっぱいになってしまいます。申し込みはオンラインのため申し込み日にはしっかりオンライン画面を開いてすぐに申し込みできるよう準備しておくことが必要です。そのくらい人気のあるクラスは激戦です。 

我が家の夏休みスケジュールは、7月はサマースクールを受講し、その後はスイミングレッスンやバトミントンキャンプに通っています。8月は家族での旅行や湖での泳ぎを楽しんだり、子供同士のプレイデートの予定を入れたりして、空いている日にサマーキャンプを利用して過ごします。そしてどこに行くにも、カナダでは小学生は親の送り迎えが必須です。兄妹が異なるクラスを受講する場合は、送り迎えの時間などを確認し、体制を整えておかなければなりません。

 このように、カナダの小学生の夏休みはサマーキャンプやサマーラーニング、友達とのプレイデートなど、日々親が予定を立てて管理する忙しい夏休みになります。おそらく日本以上に親の負担が大きいと思いますが、子供と過ごす時間も増え、たくさんの夏の思い出を作ることができます。夏ならではのイベントやアクティビティもたくさんあり、子供たちだけでなく親も楽しむことができます。カラッとした涼しい夏もカナダの魅力の一つです。そして、2ヶ月ちょっとという長い夏休みも、終わる頃にはあっという間に過ぎていく不思議な感覚があります。

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