『お子様の学校がスタートできるのは、カナダに渡航後学区に入学申請をした後です。』
入学申請には保護者が学校に通っている事を示す書類等が必要です。学区にお子様の入学申請ができるのは、カナダに渡航され保護者が学校を開始された後です。その時の状況にもよりますが、申請に少し時間がかかる場合もあります。その期間は、お子様は学校には行けませんから自宅待機となります。また、提出書類に不備があると申請が益々遅れますから、充分に注意をする必要があります。
お子様が通う学校は、新規生徒の受け入れ枠がまだある学校になりますから、学校の希望を出すのは難しいと思います。キャッチメントの学校が既にフルの場合は、キャッチメント外でお住まいから少し離れた学校に通わなければならない事もあります。お子様が小学生の場合は、保護者が毎日お子様の送り迎えをしますから、学校がお住まいから遠いと通学には不便です。
お子様が保護者の付き添いとして渡航しカナダの学校に入学する場合は、上記で述べたようなデメリットもあるという事ですね。
『お子様の授業料が無料になる場合でも、最初のセメスターだけ授業料を支払いお子様を留学生として渡航させる方もいらっしゃいます。下記はそのメリットです。』
1.学生ビザがあるので問題なく入国できる。
2.事前に席を確保できるので、カナダ到着後待機することなく、直ぐに学校に通える。
3.必ず希望が通るとは限らないが、学校のリクエストができる。
4.渡航前から学校が決まっているので、住居も探しやすい。
親子留学でも様々な形があります。お母様とお子様だけが渡航される場合。ご家族で移住を視野に入れて渡航される場合。お父様やお母様の就学や就労でお子様を連れて渡航される場合。
親子留学はお子様の学区を先に決めるか、それとも住居を先に決めるか等色々考えなければならない事が多いですね。時間をかけしっかり下調べをして計画することが大事です。カナダの教育制度は日本とはずいぶん異なります。カナダの教育事情については、カナダ在住30年の現地スタッフにぜひご相談ください。