8月1日、8月2日と二日間にわたり今年も盛大にパウエル ストリート フェスティバルが開催されました。このお祭りは1977年からバンクーバーのオッペンハイマー公園(oppenheimer park)で開催されるようになった歴史のあるお祭りです。

お
P
25年前カナダに来て間もない頃、友人に誘われて初めてパウエルフェスティバルに行きました。その頃はまだ日本が恋しいとはおもいませんでしたから、屋台の食べ物や日本の民芸品、手作りの日本人形やカードを見てもあまり感動がありませんでした。しかしあれから25年、やはり長くカナダに住んでいると日本のお祭りを心待ちにするようになるんですね。この日は朝早くからカナダ人の友人から電話があり、一緒にお祭り見物に行こうと誘われました。彼女はカナダ人なのに、前世は日本人?と思われるほど日本が大好きです。この日は下の娘も連れて朝から出かけました。たくさんのブースがあって、どこから見て回ろうかなぁと話していると、娘が”美味しそうなおすし”と言ってこのブースに駆け寄りました。でも、良く見てみるとこれは食べるお寿司ではなく、お寿司の形をしたローソクなのです。本当に良くできています。彼は毎年バンクーバー島からここバンクーバーにやってきてボランティアをされているのだそうです。このお祭りでのボランティア暦は10年以上、本当に素晴らしいですね。火をつけるのがもったいないくらい良くできているので、このまま大事に部屋に飾っておこうと友人と話していたら、”そんな事言わないで、しっかり使い切ってまた来年も来てね”と言われました。確かにそうですね。では、また来年ここでお会いしましょう!
