私が以前長野県で留学セミナーを開催した時に、お母さんと一緒に高校生の女の子が会場に来てくれました。高校卒業後は海外の大学に進学したいと話してくれました。彼女が高校三年生になり卒業後の留学の手続きを進めている時にパンデミックが起きてしまいました。渡航制限が急に厳しくなっていく中でも彼女は留学を諦めずに、日本からオンラインで授業を受けました。数か月後ようやくカナダに渡航できましたが、その当時はまだ感染対策が厳しく、様々な制限がありました。そのような状況の中でも、彼女は自分の目標をしっかり持って勉強に励みました。あれからもう3年近く経ちますが、彼女は今年の春無事にカレッジでディプロマを取得して、卒業することができました。これからカナダで仕事を見つけて数年働いてから、大学で引き続き学位取得を目指します。今日は生徒さんにこれまでの留学生活についてお話を伺いました。高校を卒業後に海外留学を検討していらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
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まゆみ:留学の準備でよかったこと、困ったことはありましたか?渡航前のカウンセリングやオリエンテーションは如何でしたか?
A.H.:カナダの留学前にカナダがどういう所でどういう所が留学に適しているか具体的に説明してくださり、留学に対して明白な目標を立てやすかったです。また、留学費用や必要なものも具体的に説明していただき、事前に準備をすることができました。コロナ禍で不安な時期に学生ビザの承認に時間がかかった際にも迅速に対応していただき、無事にカナダの留学生活を始めることができたと思います。
まゆみ:空港・入国審査などでよかったこと、困ったことはありましたか?飛行機内での過ごし方、入国審査での質問、Wi-fiの接続、緊張したり、困ったことなど詳しくお聞かせください。
A.H.:事前に入国審査に必要な書類やどう受け答えすればいいかなどの紙をもらっていたので、自分が思っていたよりもスムーズに入国することができました。また、BorderXpressdでどう入力していいか分からないことがあった際にも、LINEで質問したらすぐに答えていただき助かりました。
まゆみ:学校生活でよかったこと、困ったことはありましたか?どんな体験体験ができたか、授業の様子、先生やクラスメイト、学校のここが好き、ここはちょっとイヤだった、お勧めのポイントなどをできるだけ詳しくお聞かせください。
A.H.:コロナ禍で大学の授業が始まり、オンラインで授業を受けることがほとんどだったので、なかなか最初は友達を作るのが大変でした。また、私の履修したコースは主に現地の人たちが多くあまりインターナショナルがおらず、馴染むのに大変でした。大学生活に慣れてからは、クラスメイトと一緒に課題をこなしたり何か協力して一つの劇を作ることが多かったのでいい思い出にありました。先生たちも真摯に向き合ってくださる方が多く、質問があった時にも分かるまで説明してくださりました。
まゆみ:履修したコース名、それはどんな授業でしたか?
A.H.:Stagecraft& Event Technology/舞台技術に関する講義や実際に舞台づくりの実習をしました。
まゆみ:私の友人の家のベッドルームスイートが空いていたので、この部屋を紹介しました。住み心地はいかがでしたか?困ったことはありませんでしたか?
A.H.:特に困ったことはありませんでした。ベッドルーム、プライベートバスルーム、小さなリビングルームまであって、とても快適でした。大家さんもとても良い方でした。
まゆみ:週末や休みの日はどのようにして過ごしましたか?
A.H. :大学の友達とどこかに遊びに行ったり、課題を家でやったりしていました。
まゆみ:留学の感想やこの留学を今後どの様に活かしたいか、留学をしたいけれど迷っている方へメッセージをお願いします。
A.H. :留学することは確かに大変ですが、日本では得られない経験や多様な価値観を自分が思っている以上に得られると思います。後悔する前に留学を踏み切って良かったと思います。もし留学を迷っているようであれば、自分がどうしたいかをはっきりさせるためにも一度JPブリッジサービスさんに相談するといいと思います。いくつかの選択肢を提示してくれるので自分が納得するまで親身に相談に乗ってくれると思います。
まゆみ:A.H.さんはこれからポストグラジュエートワークパミットビザを取得してカナダで就職します。暫く仕事をして経験をつんでからまた大学に戻って引き続き勉強を続けたいと仰っています。初めて生徒さんとお会いした時はまだ高校2年生でしたが、パンデミックで大変な時も自分の目標をしっかり持って、勉学に励んだ彼女は素晴らしいですね。私もカナダで彼女の夢を応援していきたいです。