親子留学現地レポート[カナダの大学と現地の生活編」

大学のこと

 今回、子供たちの留学に伴い、私はエドモントンのアルバータ大学へ客員教授として研究を行う目的で渡航しました。コロナの影響でオンライン授業が主流でしたが、個別で近くのカフェで特別に講義やディスカッションをしてもらいました。子供の送迎があると申し出ると時間と場所を調整いただき、ありがたかったです。英語は当然不自由ですが、渡航前から目標を定めていたため、その目標のために質問がたくさんわいてきます。先生方は熱心に話を聞いてくれ、私の疑問や不明確な部分をクリアにできるよう説明してくれます。アウトプットを単語だけでもいいので必死に行うと得られるものが倍になって返ってきます。オンラインでは決して得られない、生の体験がそこにありました。

大学のキャンパスは広大で、図書館が5つもあります。学期末も近く、講義はオンラインが多いためか、学生の姿はまばらでしたが、図書館は学期末試験やレポートを控えた大学生でぎわっていました。また、私は日本の大学で教員をしていたので、9月から始まる新学期の授業の打ち合わせも見学させてもらっています。教員同士の熱いやり取りを拝見すると、このように大学教育は成り立っているんだと新鮮でした。夏は静かな大学ですが、9月になると新入生が入り大賑わいだそうです。その様子を見るのも楽しみです。

日本から子連れ留学をしたというと、「勇気ある女性だね!」と色々なところで言われます。また、「カナダは物を新しく買わず、使いまわす傾向にあるから、何か必要な場合は必ず色々な人に相談すると手に入る場合もあるよ」と教えてもらいました。実際、私の研究に必要なファイルやノート、文房具、ホッチキスやテープなどはすべて譲り受けたものです。また、家族のこともアピールしておくと、息子用にレゴやビー玉、本などをいただくこともありました。町中にも子供服のドネーションセンターがあります。発信することで、何かしら恩恵を受ける国なのだなと思います。

 

季節のこと

 雪が降っていたエドモントンも徐々に暖かくなってきます。6月の登下校は空が広く、また白や赤い花が咲き乱れ、青々とした芝生のコントラストが素晴らしいです。ウサギや、リス、グースやマグパイなど動物たちもいて、それを見つけながら学校へ行っています。

 エドモントンに限らず、夏はカナダの方にとってうれしいようで、みんな急ぐように公園や外にバーベキューやキャンプに繰り出しています。コロナ禍で昨年までスローダウンだったようで、それも追い風となっているようです。夏は夜11時ころまで明るいので、日中の活動時間が長いです。夕食が終わっても外に遊びに行けるくらいです。逆に、冬は日照時間が短いのだなあと恐々としていますが、夏のイベントがエドモントンには沢山あります。子供向け、大人向け色々なイベントがツイッターやファイスブック、いろいろな媒体から知ることができるので便利です。お祭りの町?というくらいどこかでイベントは行われています。

 近所にも公演はたくさんあります。図書館で散策マップのようなものをもらえます。我が家の近くには自転車や徒歩でしか入れない公園があり、大きな橋があります。河川にはビーチがあり、みんな寝転がって日光浴をしたり犬と遊んだり、川に入ったり色々と楽しんでいます。歩いて行けるので、我が家もよくピクニックに行きます。日差しが強いのでサングラスや日焼け止めは必須です。川ではカヌーやサップをしている人たちもいます。自転車も悪路を行くタイプのものもあり、様々なタイプの自転車で行き交う人たちを見るのも楽しいです。 

 子どもたちの学校もあと10日程度で夏休みです。夏休みを子供たちとどう過ごすのか、またエドモントンの夏はどうなのか、お伝えできればと思います。 

2022年6月

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