５月１５日と１６日の二日間、ブルックス・ウエストショア、スーク学区、グローバルビレッジが企画したFam tourに参加しました。南米、中国、韓国、東ヨーロッパ、そして日本からエージェントの代表が参加しました。
バンクーバーのダウンタウンにあるHarbourAirのターミナルで参加者と合流し、水上飛行機でビクトリアに向かいました。飛行時間は約３０分で、あっという間にビクトリアのダウンタウンに到着しました。
ビクトリアに到着すると、スーク学区の学区長やグローバルカレッジのオーナーが私達を迎えてくれました。
最初の見学先はBrookes Westshore（ブルックス・ウェストショア）です。
ブルックス・ウエストショアについて
ブルックスは世界６ヶ国で私立校を運営しているウエストショア教育グループのカナダ校で、2018年に新しい校舎が建設されました。ビクトリアから車で約２５分程離れた自然豊かな場所に校舎があります。
ブルックスはグレード４から１２まで生徒が学んでいます。留学生と現地の学生の割合は約半々です。留学生は南米からの生徒が多いようです。
学校には看護師がいて生徒の心身のケアをしてくれます。また寮長がいて、週末など外出する時は必ず寮長に外出届を出してから出かけます。寮は二人部屋で、部屋の中にトイレとシャワールームもあります。シングルルームもあります。洗濯物は自分達でやるのではなく、お洗濯ものをまとめて週に一度お部屋のドアの外に出しておきます。
寮には共同のエリアがあり、そこに台所もついているので、生徒が休みの日などに自分の国の調理を作って、皆さんにふるまうこともあるそうです。様々なイベントがあり、コミュニティのイベントにも参加しています。
公立のロイヤルロード大学の隣にブルックスのキャンパスがあり、大学の施設を使うこともできます。また、グレード１１や１２の生徒は大学の教室を使って授業を受けることができます。IBディプロマ認定校であるため、BC州の高校卒業資格とIBディプロマの資格を取得することができます。公立の学校と比較すると小規模ですが、先生方のサポートが行き届いており、週末のアクティビティやイベントなど充実しています。
カフェテリアには専属のシェフがいて、栄養のバランスも考えながらシェフがとても美味しいお料理を作ってくれます。ビュッフェスタイルで、前菜からデザートまで自分で自由に選ぶことができます。
私達もカフェテリアでとても美味しいお食事を頂きました。
スーク学区：
スーク学区はビクトリアの中心地から車で２０分から３０分ほど走ったところにあります。海に囲まれた自然豊かな場所にあり、最近は新しい家がどんどん建設され新興住宅地になっています。バンク―バーと比較してアジア人は少なく、最近は若いファミリーも増えているようです。スーク学区にはホームステイコーディネーターがおり、学区がホームステイの手配をします。ホストファミリーの中には学校の先生もいらっしゃいます。
エドワードミルンコミュニティースクール(Edward Milne Community School)
ブルックスの学校視察の後に、私はスークの学区長が運転する車で、エドワードミルンコミュニティースクールに向かいました。この学校はコミュニティースクールなので、夜はローカルの方も利用します。私達が行った日は、ヨーロッパから短期留学の生徒がたくさん来られていて、ジムでバスケットボールの練習をしていました。この学校があるエリアはスークの街の中心地から離れた郊外にあります。カナダらしい自然豊かな景色です。
この学校に通っている生徒のホームステイにも行きました。学校から徒歩４０分位かかりますが、ホームステイのある場所は閑静な住宅街で、素敵な家がたくさん建ち並んでいました。多くの留学生はこのエリアに滞在しているそうです。スクールバスのサービスもありますが、徒歩やバスで学校に通う生徒さんもいます。
この学校にはとてもりっぱなシアターがあり、現地の方も利用します。現地の方との交流も頻繁にありそうな素敵な学校です。
学校のロビーにはクジラの骨格標本がディスプレイされています。このクジラは１９８９年に海岸の近くでハイキングをしていた現地の方に発見されたものです。この学校に現在弊社の生徒さんが通っており、充実した留学生活を送っています。とてもアットフォームな雰囲気で日本人の生徒さんは少なく、英語を学ぶにはとても環境の良い学校です。
一日目のツアーを無事に終了。二日目は学区の高校２校と語学学校のグローバルビレッジの見学です。
Royal Bay Secondary School（ロイヤルベイセカンダリースクール）
調理科の生徒さんが美味しい朝ごはんを準備してくれました。朝食を頂きながら、現在この学校に留学している生徒さんのお話を聞きました。世界中からこの学校に留学生が集まっているという印象を受けました。学校は約１０年程前に建てられとても綺麗です。現在約1,700人が学んでいます。コーラスの教室を覗いてみると、教室に招待され生徒達が私達のために歌を何曲か披露してくれました。キーボードやドラムの演奏もあり、とても素敵なパフォーマンスでした。
校内はとても広く設備が整っています。スーク学区にある高校の中で一番人気のある学校かもしれません。学校の周辺は住宅地になっており、新しい家もどんどん建築されています。少し行けばすぐに海が見えるとても良いエリアです。
現在グレード１０の日本人の生徒さんにインタビューしました。現在この学校では２０人位の日本人学生が留学しており、日本人率は1.5％弱ですが、ESLのクラスだけはどうしても日本人が多くなるそうです。スーク学区を選んだ理由は、凄く田舎でもなく都会でもなく自然がたくさんあって、カナダらしいところと答えてくれました。
Belmont Secondary school （ベルモントセカンダリースクール）
この学校も生徒数は1,700人ですが、RoyalBay Secondary Schoolと比べて校舎は少し小さ目です。しかし建物は新しく、10年程前に建てられたそうです。学校はスークの街の中心地にあり、周りにはお店やスポーツ施設もありとても便利です。
スポーツアカデミーやスペシャルプログラムが多いのもこの学校の特徴です。学校内を見学しましたが、特にコスメトロジー（Cosmetology）のクラスは印象的でした。ヘア、メイク、ネイルなど生徒さん同士がモデルになって実践で学んでいました。とても専門的なコースです。
他にも自動車整備のクラスや映画スタジオなど興味深いコースがたくさんありました。この学校の体育館は、ブリティッシュコロンビア州でも最大級の体育館で、他にも野外のバレーボールやバスケットボールのコートがあり、スポーツも大変盛んです。
Global Village （グローバルビレッジ）
ビクトリアのダウンタウンの中心地にあり、キャンパスは今年改装したばかりで、学校を訪れた時はまだペイントの匂いが残っていました。とても明るくきれいな学校です。IELTSのテストセンターにもなっていて、現地の生徒さんも利用するそうです。
日本人の留学生にも話を聞くことができました。彼女はパスウエイのプログラムからビクトリア大学へ進学します。グローバルビレッジはとても勉強しやすい環境にあり、この学校を選んで本当に良かったと仰っていました。
ビクトリアにはビクトリア大学やカモーソンカレッジなど有名が学校がありますが、グローバルビレッジのパスウエイコースを履修して、大学やカレッジに進む生徒さんも多いそうです。グローバルビレッジはカルガリーにもキャンパスがあります。日本人が少ない環境で勉強したい場合は、カルガリーキャンパスがお勧めです。
二日間のツアーを無事に終了して、水上飛行機でバンクーバーにもどりました。今回このツアーを企画して下さった、ブルックス・ウェストショア、スーク学区、グローバルビレッジの方々に感謝です。夫々の学校の特色など更に詳しく学ぶ事ができました。また、それぞれの学校に留学している生徒さんとも直接お話ができて大変参考になりました。
カナダ国内で特にバンクーバー島の学校に興味がある方はぜひご連絡ください。今回の学校体験も交えながら詳しく説明させていただきます。
皆さんからのお問い合わせお待ちしています。
お問い合わせ先：info@jpbscanada.com
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