「カナダに留学したいけれどまだ一度もカナダを訪れたことがないし、街の様子も分からないので少々不安。留学説明会に行って資料をたくさんもらったけど、パンフレットに書いてある情報がなんか似ている。どのエリアが良いか分からない、迷ってしまう。ホームページを見ると現地の綺麗な写真が掲載されているし、学校の様子も詳しく書かれているけど、もっと現地のリアルな情報が欲しい。決断する前に現地に行って街の様子を見てみたい、学校を見学してみたい、、、」そう思う事はありませんか？
現在は留学に関する世界中の情報をネットで簡単に得ることができます。実際に留学している生徒さんが現地から配信している動画を見る事もできますし、留学エージェントのホームページには留学生の体験談もたくさん載っています。ただ、留学先をカナダに決めてしまってよいのか？ カナダは留学生にとって安心で本当に住みやすい国なのか？ 等々、気になることがたくさんありますね。そういった方にお勧めなのが、留学を決める前に、実際に現地に行って自分の目で見て確かめて納得すること。まさに「百聞は一見に如かず」ですね。
現地を見学して長期留学を決めた方の体験を紹介します。
サマープログラムに参加して、翌年に高校卒業留学を決断！
カナダの多くの教育学区は、夏にサマープログラムを開催します。現地の小・中・高校で教えている先生が、サマープログラムを担当します。学区によっては、現地の生徒さんがボランティアに入って、アクティビティのお手伝いをする事もありますから、同世代の現地の生徒さんとも交流できます。教育学区が主催するサマープログラムですから、カナダの学校について質問があれば、直接クラスの先生やスタッフに聞くことができますね。現地の生徒さんがボランティアをしているなら、直接その生徒さんにカナダの学校生活について聞いてみることもできると思います。サマープログラムは現地の学校の教室を使って開催しますから、学校の雰囲気も分かりますね。
昨年サマープログラムに参加して、今年の９月から高校留学を決めた生徒さんが数名います。生徒さんの感想は、「実際に来てみて、カナダの良さをもっと知ることができた。」「はやりカナダ人は親切だった。」「漠然としていた留学の夢を、現実的に考えられるようになった。」「英語があまりできなくても、なんとかなった。」「カナダの食事は日本と全然違った。」など様々です。現地に実際に来てホームステイを体験したり、サマープログラムで授業を受けたり、アクティビティや観光を通して現地の方と触れ合う事で、今までネットや留学のパンフレットを通してしかイメージがわかなかった現地の様子を、実際に肌で感じることができますね。サマープログラムに参加して実際にカナダの高校の教室で勉強したことが、その後高校留学を決断する大きな決め手となったようです。
カナダのカレッジを見学して、２年後にカナダのカレッジに入学！
日本の高校を卒業してそのまま日本の大学に進学するか、それとも海外の大学に進学するか？将来就職は日本か、それとも海外か？色々悩みますね。高校留学はまだ早いと親からの反対もあり高校留学を断念したBさん。しかし、その後も留学の夢は諦めずどうしても大学はカナダに行きたいと親を説得。一週間だけですが、春休みにカナダに行く事が決定。Bさんはまだ高校卒業後にどの分野に進みたいかはっきり決まっていなかったので、現地の公立の大学、カレッジ、専門学校を何校か見学して、学校の留学カウンセラーと直接お話をする事になりました。事前に学校のカウンセラーにアポイントを取り、学校見学もする事ができました。また、既にカナダの大学に通っている学生から話を聞いたり、既にカナダの大学を卒業して現地の会社に就職している方のお話を聞くこともできました。
これまで自分がネットで調べていた情報が少し間違っていた事、また勘違いしていたことが分かりました。実際に現地に来て直接学校の方と話をしたり、先輩の話を聞くことができたおかげで、留学のプランがかなり現実的なものになったようです。また、自分の目で学校の雰囲気、周りの環境、そして街の生活環境、人々の生活など直接現地の雰囲気を肌で感じることができたそうです。この生徒さんは現在カナダのカレッジに通っています。思っていた以上に勉強は大変と仰っていました。しかし、将来の夢に向かって日々充実した学生生活を送っています。
事前に現地を訪れるという事は、飛行機代、ホテル代、滞在中の食事代、また海外保険など、費用がかかりますから、誰にでもできることではありません。しかし、可能であれば長期留学を決断する前に現地を見学することをお勧めします。海外留学はハードルが高すぎて、なかなか最初の第一歩が踏み出せないという方もいらっしゃると思います。最初から長期留学を目指すのではなく、最初は夏休みや冬休みの短期プログラムに参加してみたり、旅行気分でカナダを訪れて現地の方と触れ合い、現地の雰囲気を感じてみることをお勧めします。カナダの文化や習慣を肌で感じ、活きた英語をぜひ体験していただきたいと思います。
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