ここ数年カナダの看護師留学(移住目的)や看護師免許書き換えの問い合わせが増えています。カナダで看護師の資格を取り直すよりも、カナダで国家試験を受けて免許の書き換えを希望する方が良いですね。しかし、免許書き換えは決して簡単なものではありません。ハードルも高く長い道のりです。特に、求められる英語のレベルが非常に高く、英語の試験にパスできず途中で断念する方もいらっしゃいます。また、正看護師になるまでのトータルの期間ですが、2年から3年位はかかると言われています。やはり長い道のりですね。
しかし、先月11月16日にカナダ政府は、医療、建設、運輸などの主要部門の労働力不足を解消するために、職種コードNOC2021バージョンへの切り替えを実施しました。カナダ国内の経済が必要とする技術を持っている外国人を積極的に受け入れる取りくみが始まっていますね。今回新たに発表された16職種には、ケアホームアシスタント(長期介護補助者)や、ナースアシスタント(看護師補助者)なども含まれています。
この新たな制度によって、既に看護師や介護士の経験のある方は、カナダでの就労の道が開かれ、条件を満たせば永住の申請も可能になってくるという事ですね。選択肢が広がりますね。ただ、エクスプレス・エントリーは点数制ですから、英語力、職歴、学歴、年齢などは重要なポイントになってきます。
日本で介護士は福祉の領域ですが、カナでは医療の領域です。カナダでは医者、看護師、そして介護士が医療チームとして働く場面も多くあります。医療英語や、英語でのコミュニケーションがとても重要になってきますね。
新たに追加された職種には、他にも歯科助手、歯科技工士、看護補助や患者サービス員、小・中学校教員アシスタント、エステティシャン、運送トラック運転手、バス運転手等様々です。
永住を視野に入れた留学は、弊社のパートナー会社のカナダ政府公認移民コンサルタントが、丁寧にカウンセリングを致します。どうぞお気軽にお問い合わせください。
出典:カナダ政府サイト