今年はコロナの影響で毎年恒例のサマープログラムを開催できませんでした。そんな中ですが、今日は皆さんにお手紙を紹介したいと思います。昨年サマープログラムに参加してくださった生徒さんのお母さんからメッセージを受け取りました。
「自分の経験から、子供には将来がしっかり決まっていないうち、なるべく早い時期に海外に一人で行かせようと何年も前から調べていました。小学校高学年の時から、パンフレットなどで学校からの斡旋もありましたが、短い期間の割には高価なコースばかりでした。息子が高校2年の時に、魅力的な価格のプログラムを提供する会社を新聞で見つけすぐに問い合わせをしました。実際にカナダでサポートしてくださるスタッフからお話を聞き、できるだけ個人の希望に併せてくれる点や、不安に感じていたたくさんの質問に納得出来る回答をしていただき安心して申し込むことができました。もともと一人で海外に行く事に乗り気ではなかった息子で、出発の前日まで「行かなきゃダメ?」と言っていましたが、カナダでお世話になったホストファミリーと楽しく過ごせたようで、滞在中日本への連絡はほとんど無く、たくさんの写真が掲載されたエージェントから送られてくるLINEレポートを見るのが親の楽しみでした。空港に迎えに行った彼の表情からは、とても充実した日々を過ごしていたのだと直ぐに分かりました。日本に帰ってしばらくは「もっとカナダに居たかった」としつこく言っていましたし、「言葉が話せなくても通じる事が分かったけど、もっとしっかり会話ができればいろいろ深い話ができたのに・・・」と残念そうでもありました。学校で学ぶ英語と実際に現地で必要となる語学力の違いを感じたようで、勉強に対する姿勢も変ったように見えます。若い時にしか感じる事が出来ない体験を半ば強引でしたが、プレゼントして本当に良かったと思いました。」